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2006年03月15日

●酒井さん来富

 交流集会でいっしょにがんばった、東京の酒井義一さんを迎えての、ハンセン病問題に学ぶ、公開講座が昨日ありました。テーマは[「宗祖に帰れ」という うながし]。ポイントをまとめておきます。

1、人を恥と見ていくことの罪深さ、国の恥→隔離
2、名を奪うことの罪深さ、園名
3、生まれてきてはいけないとされた命、胎児標本問題
4、「かわいそうな人」という見方の狭さ、親鸞の「われら」
5、善意の差別者 出会いの欠如 菩薩の死
6、自己の闇を見つめることの闇 法の深信を欠いた二種深信 親鸞の名をかたりながらその精神に背く

 それこそ20年前からに会ってるんですが、改めて話を聞いて、学ぶことがたくさんありました。

 ハンセン病問題に関わる場面場面で、親鸞の書かれた言葉がいつも響いてきます。ああ、こういうことをおっしゃっていたんだな、という感じで。
 正直、仏教や真宗の本や研修会の大半は面白くありません。虚構に虚構を重ねるだけのものが多すぎるからです。知識を増やして、自分は立派なものになったという雰囲気が嫌いです。うさんくさい。偽者の感じがします。ハンセン病問題こそ、本当の意味で、自分を問うてくれている感じがします。

 本山の育成員研修会より多磨全生園にいきたくて、交渉しています。研修会も生き物ですから、どういう出会いや雰囲気になるかは分かりません。しかし、教団の主流派知識人たちと私とは、考え方がまったく違っていると実感しています。

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コメント

同じです。
「真宗」を読んでいて、ここに親鸞はいないような気がします。ハンセン病についてのコーナーは違いますが。
ずっと昔、まだ真宗を知らなかった頃、真宗の教えについて話しているのを横で聞いていて、「この人たちは机上の空論をやっていて楽しいのだろうか」と生意気にも思ったことがあります。
でも、いま、また同じような思いを抱いています。

らんさんの日記に影響された気もするw

>人を恥と見ていくことの罪深さ、
>国の恥→隔離
このことすごく考えています。
これは優勢思想から来たり、立派になりたいという心の変化したものなんでしょうが、これを解きほぐすにはどうしたらいいんでしょうかね。

いつもながら誤字でした。
優勢思想は優生思想ですよね。

あおさんの活動を少し知っているので、このことにレスをつけられた理由がなんとなく分かるつもりですけど、「解きほぐす」方法ってわかんないです。
若い頃、私は優生思想のどこが悪いんだろうと考えるようなヤツでした。けっこうエリートのつもりでいましたから。そのうち、そのように考えていた自分のことを「恥ずかしい」と思う意識が出てきました。何でそう思うようになったのかは、よく覚えていない。でも、信心の世界は、学歴とか知識とかが通じない世界だということはあるから、そこのあたりだったのかな。

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