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2007年02月03日

●「激動昭和と平和運動」講義ノート

日本は戦争に勝つことを目的としていたのではない、同盟国のドイツの勝利により東アジアの石油資源をおさえる。孤立無援のアメリカは戦う意識はなくなる。そこで有利な講和条約を結ぼうとしていた。
それに反対していたのは山本五十六。ハーバードで学び、アメリカの実力を知っていた。アメリカによる通商条約の破棄、石油全面禁止、資産凍結に対抗して短期決戦を目指した。真珠湾作戦。アメリカ太平洋艦隊の主力を壊滅。チャーチルがルーズベルトに電話。「本当です、これで我々は同じ船に乗ったのです。」
全体主義、お国ために個人は犠牲になる。民主主義と相容れない。ドイツ、イタリア、日本。世界中が全体主義になることをおそれたのがルーズベルト。アメリカは、真珠湾攻撃のせいで一致団結し、枢軸国との戦争へ。同時多発テロ、ブッシュの下で結束したのと同じ。ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていたのに、それをハワイに知らせなかった。国民を憤慨させたという説がある。8月2日 富山大空襲 2700人以上が犠牲に。民間人に対する無差別虐殺。アメリカが負けていればアメリカが裁かれるはず。
1940年 滝沢は巣鴨に。治安維持法。天皇制、私有財産制批判者、だけでなく、政府の政策を批判するだけで。特別高等警察。現在の共謀罪に似ている。犯罪は実行されて成立。話し合っただけで罪に問われる。思想の処罰。検閲。「夜明け前」 昭和9年。その主人公に。「もうすぐ夜明けだよ。」その意味は、「もうすぐ日本に革命が起こるということだろう?」「ファウスト」「こういう芝居をすることにより、共産主義による革命を目指すのか?」共産主義思想を宣伝するためにしたと書け。拒否。釈放されず。
本土の戦争準備を整えるために、沖縄戦。住民を戦争にまきこむ。集団自決の強要。虐殺行為。戦陣訓。捕虜になることを禁じることを根拠として、投降する住民を銃殺。生きて虜囚の辱めを受けず。兵隊に玉砕を強要した。民間人にも強要。愛国心の強要。手榴弾で自決せよ。手榴弾を民間人に配る。身内での殺し合い。逃走。スパイ容疑で殺す。アメリカ人が手当てをして驚く。沖縄には日の丸、君が代、自衛隊への拒絶感。
カミカゼ。特攻隊の遺書。現在のアルカイダのような狂信的なところはない。家族や日本の将来を憂う。これで安心して死んでいける。心の優しい人になってください。私は自由主義、民主主義に憧れていました。今は栄えていても滅びます。私は機械です。機械である自分にはなにも言う権利はないが、立派な国にしてほしい。お国のために名誉ある死を遂げたのではない。国の誤った方針により。感謝と哀悼。死ねば平等? 赤紙一枚で戦場に引っ張られた人々と、引っ張った指導者が靖国で同じ扱いでいいのか? 沖縄での特攻10回。大きな成果なし。
軍部は本土決戦を主張。ソ連を仲介とした終戦へ。しかし、ヤルタ会談で北方領土をよこせ、攻めるのがソ連の意思。ドイツ攻撃後に日ソ、条約廃棄。無駄な努力をしているうちに時間を空費した。1945 ドイツ降伏。トルーマン、チャーチル、スターリン。ポツダム会談。7・26宣言。無条件降伏か壊滅か。返事をしない。軍部は拒絶を主張。鈴木貫太郎。79歳。黙殺。原爆投下7・24命令。原爆を落とす必要は無かった。反対者はいた。トルーマンは黙殺にほっとした。総犠牲者40万人に近づく。
世界で唯一の核被爆国。核武装は言えるはずがない。狭い国は核武装しても安全ではない。ソ連軍が進撃。8・9 10時半。閣内意見不統一。総辞職? 御前会議 責任内閣制にもかかわらず昭和天皇の決断を仰ぐ。天皇制を守るの一条件で宣言受諾。8・14御前会議。受諾。父は泣いた。国家再建。天皇自ら宣言を認めたから。アメリカは天皇を間接統治に利用。天皇の戦争犯罪問題は未解決。日本が真の平和国家になれなかった一因。しかし、昭和天皇の決断により、流血の惨事は避けられた。
アメリカに押し付けられた憲法。安倍が改正に意欲的なのは、岸信介の悲願だから。改正には野党の議員を引き抜いてでも、改憲したい。参院選。それが終われば、7・22、国民の過半数を維持すれば、憲法改正。あなたは憲法の内容を知っているか。ほとんど知らない。52% すこし知っている43% よく知っている4%。激動昭和、現代史を知らない。もっと、授業を。
海外での武力行使は認めない。9条は憲法の核心。核時代に戦争をしてはだめ。経済交流すべき。あくまでも武力に頼らない。人類の英知。テロ紛争の原因は貧困。そこに眼を向けるべき。真の国際貢献。女性の政治参加は戦後憲法のおかげ、労働組合、ストライキ権。治安維持法の廃止。押し付けではなく、われわれが久しく求めていた。自由民権運動、大正デモクラシー。民主主義を求めた血と涙が、やっと我々のものになった。アメリカに押し付けられたのではない。全体主義だった日本は、やっと自由と平和の国になった。平和と言論の自由がある。昔なら、父のように捕まえられる。今なら間に合う。62年前のよかったという叫びを。
護憲的な改憲論。自衛隊を縛る。しかし、そのままでは利用される。9条が現実とギャップがあるとしても守るべき。戦争協力を求められても、平和憲法があるから、アメリカの指導で作ったからと集団的自衛権を断れる。日本の安全と関係ない戦争に引き出される。それがないとアメリカは日本を守らないか? 日本の基地をアメリカは手放さない。一緒に戦わなくても極東基地は手放せない。日本独自で核武装? 核実験する場所がない。落ちれば生きていけない。基地を貸す、後方支援で十分。吉田内閣が、アメリカ軍事力を受け入れた、その方針は続いている。独自で軍事力を持つべきではない。基地の負担は続ける。賢明な道。

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