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2007年08月07日

●全戦没者を悼み平和を願うつどい2007

昨日 本願寺派高岡教区の催しに参加しました
たくさんの参加者がいらっしゃいました
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講師は藤場俊基さん いつものペースだなぁと思いつつ 拝聴しました
以下 講義ノートの一部抜粋 文責は流星

戦没者とはどういう方なのか。戦争で亡くなった。戦争で亡くなったというのはただ亡くなったのではない。殺された。戦没者は殺された人。8月6日 原爆で殺された。殺しに行かされて殺された。それを心に刻んでおかなければならない。戦争で死んだ、ということでは、その重さを和らげている。殺されたということを特に心に刻む。

法要を勤めるとはどういうことなのか。亡くなった方とのつながりを確かめる。導かれてきている。何もなければこない。親戚が集まることはない。法事。亡くなった方はなにもしていないが亡くなったという事だけで、たくさんの人を集める。お導き。数珠を持って仏様の前に座らせる。そこから先は住職の仕事。仏事の場。仏の仕事。仏法を伝える。法要の要。今日は、戦争で殺された人たちが我々を呼んだ。

後序には安楽住蓮の名が出てこない 法難は個人的な事件ではない 一部の人が裁かれたのではない 処罰した側の私憤である 感情にまかせて 筋が通らないにもかかわらず処罰された 安楽住連は口実に使われただけ 真宗が興り盛んになったために 迫害された 責任者をはっきりさせている 太上、今上。真実の教えが広まったために裁かれた。判決文ではない。弾劾。間違いを犯したのはどちらだ。

戦争。我々は被害の状況を語るだけで責任者は誰かをはっきりさせていない。殺しに行かされて殺されたのなら、誰に? それをはっきりさせなければ、憲法も教育も変えられてしまう。

親鸞は 間違っているのはどちらかをはっきりさせる。そのためにはなにが真実か示そうとした。仏法とは何かをはっきりさせる。裁いた側にも仏教者がいるから。しかし真実はこういうものだといってしまうと「有の見」となる。説明できないという結論。しかし 偽者であるということは分かる。偽者は自分が本物だと主張している。自分が出会った仏教とはなにかを表現したら教行信証となった。

教行信証最後の華厳経からの引文 弾圧したものも摂取して捨てない 弾圧したものと一緒に救われる 殺したもの殺されたものが共に救われていく世界

極楽浄土が描き出されている 臨終に迎えに来る そういう世界として描かれている 説かれた歴史がある なぜ浄土真宗に死後の世界? それは人間が死後観を考えずにはいられないから 今気になっている 今の問題 二河白道 来い 行け 先に行った人がこい 行こう お前も行け 浄土の世界 物語 宗教は死後を描き出す

靖国神社の死後観 殺しに行って殺された 英霊 優れた魂 靖国の死後観との違い 英霊は私たちに「こい」と言っているか。ここはいいところだからこいといっているか。英霊となるような生き方をしなさいと子や孫にいう? 死後観は今の生き方に影響を与える。ただ念仏だけ、なにも心配しなくて良い。そういう生き方をしたいのか。真宗と靖国の違い。英霊は「私を最後にせよ。次はいらない」と言っているのではないか。こなくていい。自分の仲間を殺されたことを通して、弾圧したものと共に生きていく世界を後序が示す。

なぜ権力者は宗教を使うか 対外的、対内的に軍隊と警察が必要だから。危険がある。命を差し出せという仕事をさせるには価値を示さないとだれもやらない。納得させる。宗教。いのちより大事なものがある。教義や考え方。靖国は、英霊として、優れた死であるとする。殺されて苦しいこと、泣くことを止められる。感情の錬金術。アメリカは星条旗、自由と民主主義でその気にさせる。教育と宗教。護国思想。

なにが正しいかはやってもやっても分からない。有の見にとらわれる。人間が本物にこだわったとき、こういう間違いを犯す。それが化身土。
地獄に落ちることは怖くない。怖いのは浄土に落ちることだ。出ようとしない。菩薩の死。つかんでしまうと過ちを犯す。「がんばればなんとかなる。努力すれば必ず報われる。私は救われた、信心もらったから大丈夫」?? 信心いただいて大丈夫な人だけが入れる浄土は、そうでない人を阻害する浄土。いっしょに地獄へいってくれる人が見つかったらうれしい。

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コメント

なんとまあ! 昨日の話が、もうネットで流れるなんて。 まめ なことです!!

情報は 鮮度がいのちですっ!

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