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2009年06月28日

●7月の予定

4~5日 滑川 正楽寺祠堂経法要法話
6日 富山教区児童教化連盟会議
9日 安田理深真仏土巻聴記学習会 野々市 常讃寺
10日 教区教化委員会総会
11日 玉永寺子ども会
18日 組同朋の会 上市 浄誓寺 テキスト 観無量寿経ガイド
21日 入善 養照寺 暁天講座 「智慧の眼」
24日 組委員会総会
25日 玉永寺同朋の会 テキスト 正信偈
26日 玉永寺委員会総会
29日 華の会(第13組若坊守会) 入善 円林寺 テキスト 蓑輪秀邦「仏教の女性差別間題を学ぶ」

2009年06月22日

●教区同朋会議

富山教区では初めての開催だったのかもしれません
100名余り(150人?)の僧侶 門徒が集まり
教区の抱えている問題について協議しました
私は2000年から2005年にかけて教区教化事業の見直しに取り組んだ
企画会について報告し 問題提起しました
推進員要請講座の再構築 人材育成 教区助成についての提言
そして 50年前に出された宮谷法含「宗門白書」と
今もなお同じ状況を抱えていることについて危機感を抱いていることを訴えました
パネルディスカッションも行われましたが この企画が
今後 どのような動きになるのか 動きにするのか
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2009年06月19日

●第11組 同朋の会

会場 上市 浄誓寺  テキスト 「観無量寿経ガイド」 宝池観 宝楼観
先回屋外研修で見学した立山曼荼羅を六道輪廻で読み解き
それと対照させて浄土の依報についてお話しました
座談会は 寺院と門徒の現状について じっくりと話し合いができました
さて 来月から正報に入ります いよいよ華座観です
どんなお話ができるだろう いまから不安と期待が交錯しています

2009年06月18日

●第11組同朋大会

会場は滑川 養照寺 講師は今泉温資さん 受付をしましたが100人以上の参加者がありました
「今泉節」とでもいうのでしょうか いつもの独特の話法で楽しませてくださいました
「在家仏教」を「仏の教えは家に在り」と読むのが面白かったです
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●玉永寺同朋の会葉書

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●組解放運動学習会チラシ

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本日の組同朋大会で配布します

2009年06月17日

●富山解放連「記念講演会」

黒川みどりさんの講演を聴講してきました
内容は近代から現代にいたる部落差別に関する定説を捉え直すというものでした
冒頭の 部落差別を人種差別主義との関連で考える部分を下にノート整理しました
部落差別とはなんなのか 根拠のない「純粋差別」とか 居住地域への差別とか
様々な説を聞いてきましたが 日本近代国家の形成とともに「作られた差別」ということでしょうか
これなら分かるような気がしています 文責は流星にあり
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日本の近代は封建的なものを引きずりながらという特殊性があった
部落問題も特殊性のゆえに 封建の残存物をひきずってきたと言われてきた 
しかし日本的特殊性 封建時代の残存物であるだけでは説明できない
解放令から時間がたち 変化を遂げてきた
そのなかで 被差別部落だけが残滓として残ってきたという説明でよいのか
なぜ 今日に至るまで存続し続けてきたのかを 近代社会の中で問う

被差別部落民は人種が違うわけではない しかしそのように差別されてきた
江戸時代に被差別部落の起源は朝鮮人だという説があったが一部の識者にとどまっていた
民族起源説が広くひろまるのは近代以後 明治10から20年代

その頃に人類学が成立した
近代国家を成立させるについて 国境 国民意識を形成しつつある時代
日本とは何か 日本人はどこから来たか 人類学者が国境を確定
北はアイヌ民族 南は琉球民族とする人類学が近代的学問として社会に浸透する

さらに被差別部落の起源に目を向ける
江戸時代まであった朝鮮人起源説が 部落改善政策として
人種が違うという認識の下に行われる

1919年 喜田貞吉 民族起源説が誤りであることを明らかにする
よって 公的な場では言われなくなった しかし払拭されずに残る

人種差別主義 差別に生まれながらの印を見出す
差別をする側はそれで自己を安泰に置く 生物学的な違いがあると
そこで結婚が差別の障壁となる 部落差別に法的な処置はないが 婚姻を拒んできた
優越性を維持するために結婚にこだわりを持つ
人種差別主義 他の差別との共通性 普遍性あり 戦後も持ち越される

2009年06月16日

●富山解放連・第24回定期総会「記念講演会」

6/17(水)部落問題講演会

 私たち富山解放連では第24回定期総会を迎えるにあたり、広く呼びかけて下記のように部落問題講演会を開催します。何卒、お誘い合わせの上、ご参加下さい。
 この度は、近現代史を研究されている静岡大学の黒川みどりさんをお招きし、近現代の部落史をテーマにお話しして頂きます。黒川さんは、富山国際大学の藤野豊さんと共に『近現代部落史一再編される差別の構造』をまとめられて間もなく発刊されますが、同書に込められた黒川さんの研究成果や思いを講演して頂くことになっています。(発刊されました)

 『近現代部落史一再編される差別の構造』黒川みどり・藤野豊編 有志舎 ¥2、800十税
 日本近現代史のなかに「部落史」を位置づけること、わたくしたちは、そのことを強く意識して本書を作成した。わたくしたちは、近現代史通史というと、ともすれば部落解放運動史になりがちであることに留意し、つとめて部落の生活、社会の差別意識の実態などにも言及した。また、部落問題を封建遺制とかケガレ意識の残存という過去の遺物ではなく、近現代が生み出した社会問題であるという視点を一貫させた。部落差別は今も解消せず、存在しているという現状認識に立って、なぜ、そうなのか、歴史を振り返って考察した。〔藤野豊さん〕

日 時  2009年6月17日【水】午後4時00分~5時30分
              [総会議事:午後3:10~3:50]
会 場  浄土真宗本願寺派富山別院(西別院)・研修室
     (富山市総曲輪2-7-12 電話076-421-6672)
会 費  無 料
講 題  『新しい部落史』 講師 黒川 みどりさん(静岡大学教育学教員)
主 催   部落解放にとりくむ富山県連絡会議 

☆ 部落解放にとりくむ富山県連絡会議(通称:富山解放連)とは
富山県下で『部落解放にとりくむ各界・各層の広範な相互連絡を深めると共に、協力関係を拡大、推進し、部落問題の速やかな解決を図る』ことを目的として、1986年3月に結成されました。被差別部落大衆をはじめとし、企業や宗教関係者、労働者、市民など幅広い層の団体・個人によって構成されています。結成以来22年、学習会・市民公開講座の開催や会報の発行などの取り組みを行っています。
☆ 会員になってください。会員加入を呼びかけてください。
団体、個人を問わず、会員加入を呼びかけています。年会費[4月から翌年3月まで]は一口1,000円で、団体にあっては5口以上、個人にあっては1口以上をお願いしています。
富山解放連事務局:富山市総曲輪2-8-29真宗大谷派富山教務所内 電話076-421-9770(三枝)

2009年06月15日

●ハンセン病シンポ

KNBニュース←リンク先に動画あり

 ハンセン病に対する差別や偏見をなくそうと活動している市民グループが、先週金曜日、ハンセン病の回復者らを招いて、戦争をテーマに富山市でシンポジウムを開きました。
 今なぜ戦争とハンセン病なのかシンポジウムで伝えたかったことを取材しました。
 山下道輔さんは「12歳なので病院の事情は把握できない、子どもは子ども舎に収容されるわけで、一般の大人の付き合いはなかった」
 山下道輔さん(80)、太平洋戦争が始まる昭和16年、わずか12歳で両親の元から東京にある多磨全生園に強制隔離されました。
 療養所では治療よりも食糧増産が優先されました。
 山下さんは「副食関係の野菜物ですね、ジャガイモ、ニンジン、そういった畑で採れるいろんな形のものを作りました」(体はきつかった?)「2年ぐらいすると病気が進行してくる、当時は栄養も不足していたので反応がものすごく大きくて、まず最初に熱こぶが出てくる」
 山下さんは、戦争のため病気の症状が悪化したと証言します。
 このシンポジウムは、ハンセン病に対する国の対応の誤りを認めた平成13年の熊本地裁での判決を風化させまいと毎年富山市で開かれていて、今年は「戦争とハンセン病」がテーマです。
 パネリストの1人で、ハンセン病問題を研究してる吉川由紀さんは、地上戦が行われた沖縄県では、軍によって強制隔離が行われ、患者の待遇も劣悪だったと話しました。
 吉川さんは「病気を理由に家族と引き裂かれながら治療らしい治療も受けられずに強制労働に駆り立てられてけがをすれば手足を切断されて飢餓とマラリアの中で死んでいく、この弱い人弱い人に被害が押し付けられていった典型を愛楽園(療養所名)の沖縄から見ることができます」
 シンポジウムを主催したハンセン病問題ふるさとネットワーク富山の藤野豊代表は、戦争と差別の歴史を考えてほしいと話します。
 藤野さんは「今の日本の状況というのは段々と戦争をやってもいいんだという流れが出来てきているので、戦争が起こったらこういう人権侵害が起こるんだということを、今僕たちは伝えないといけないと思っている」
 シンポジウムを前に富山別院を訪れ平和を願った山下さんのこの一言が、当時の様子を表しています。
 山下さんは「何しろ戦時中になってくると国旗の汚点だっていうんですよね、患者は・・・」
 過去を風化させないために、少しでも関心を持って、戦時中に何が行われていたのか、知ることが大切だと思いました。

2009年06月14日

●予告

シンポジウムについて月曜日の夕方6時16分以降、KNBのニュースで特集するそうです。

●子ども会

13日 ネタが切れてゲームをしたのですが あいにく 私一人でしか対応できなかったので
集まってくれた子どもたち9人に気を配ることがおろそかになりました
写真を撮る余裕もありませんでした
楽しかったのですが かなり疲れました 今後の課題ですね
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2009年06月13日

●シンポジウム「戦争とハンセン病」レポート

多磨全生園からいらした山下道輔さんは大谷派の御門徒であり
12日の昼に東別院にお参りにいらっしゃいました
逮夜勤行の合間にKNBからの取材がありました
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ご一緒にご本尊に手を合わせつつ 山下さんの人生を変えてしまった
強制隔離政策に協力した教団の罪業性を考えずにはいられませんでした

シンポジウムは夜6時半から 参加者は200名近くではないでしょうか 若い世代が目立ちました 

まず 吉川由紀さんが 軍が強制隔離を行った沖縄の状況 戦争によって引き起こされた療養所での惨状を パワーポイントを使って報告されました 戦争時には一番弱い人に一番の犠牲が強いられるということを おっしゃっていました

その後 山下さんと藤野さんの対談 戦争時における多磨全生園の様子が話されました
戦前 戦後で入所者の人権意識が 完全に変わってしまったというお話が印象的でした

そして 3人によるパネルディスカッション
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「皇恩」をめぐる話題で 沖縄愛楽園において アメリカ占領下において撤去された貞明皇后の歌碑が
本土復帰と同時に 再建されたというお話が興味深かったです

2009年06月12日

●ハンセン病シンポ「戦争とハンセン病」

KNBニュース←動画あり

 ハンセン病に対する差別や偏見をなくそうと活動している市民グループが、ハンセン病の回復者らを招いて戦争をテーマにこのあと午後6時半から富山市でシンポジウムを開きます。

 12日のシンポジウムにパネリストとして参加するハンセン病回復者の山下道輔(80)さんは、昭和16年、東京の多磨全生園に隔離されました。

 シンポジウムを前に富山別院を訪れた山下さんは、静かに平和を願っていました。

 山下さんは「人間としての尊厳というものがそれまで全く無視されていた、その回復というか名誉回復というか、戦後になって自分も人間なんだということを叫び出した」

 シンポジウムは、ハンセン病に対する国の対応の誤りを認めた平成13年の熊本地裁での判決を風化させまいと毎年開かれていて、今年は「戦争とハンセン病」がテーマです。

 主催するハンセン病問題ふるさとネットワーク富山代表の藤野豊さんは、戦争と差別の歴史を考えてほしいと話します。

 藤野さんは「テーマが戦争とハンセン病いうことで、全国的にも目を向けてもらえてると思うので富山から平和と人権の統一ということを全国に発信できればと思っている」

2009年06月09日

●子ども会葉書

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2009年06月05日

●真宗門徒の集い

会場 上市町 称念寺  講師 蓑輪秀邦氏
 テーマ「私とあなた つながるいのち」  講題「生きて 生かされる道」
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以下は講義聞書 文責は流星

長谷川無弟の詩「親と子は同い年 私とあなた 仏と私も同い年」
これを読んでどきっとした 普通は親が上 子は小さい
親には子どもを一人前にしようという気持ちがある だけど どこで親子になるのか
子どもがいなければ親になれない 子どもが生まれたとき 生まれたおかげで親になる
二つで一つ 二つに分けて考えるが 同い年であることを忘れて 上からものを言う

断絶 今は人間と人間のつながりが薄い時代
昔は喧嘩しても仲良くなる でないと生きていけなかった 我慢をそこから学んだ 濃厚な家族関係
今はつながりが薄くなった時代 家の数は増えたが 人口は増えていない
ばらばらに暮らしている 核家族化 家が核になってしまっている
夫婦もバラバラ 友達関係も薄い つながりが薄い 相手の気持ち 苦しみ悲しみに同感しない
心と心がつながる あなたがいるから私がいる それが生きている喜び
それが 崩れてきている 親子 友人 先生 命の奪い合い
人間とは「人の間」 つながって人間 一人ぼっちでは孤独 死んでしまいたい
しかし 私の心を一人でも知っていれば そのつながりの中で生きる力をもらう
それが衰えている 喧嘩もしない おとなしい エネルギーがない

なぜこうなったのか 現代は情報化時代 ラジオ 新聞しかなかったのが
瞬間的に情報が入ってくる 携帯からニュースが入ってくる
情報が膨大に入ってくる 顔をあわせて話すことがない パソコンと携帯で通じている
しゃべらなくても分かる 顔と顔で通じ合うことがない
人間は目と目を合わせて話す 相手を慮る目 人間の母は赤ん坊の目を見る
それがないと 赤ん坊は笑わなくなる 表情がなくなる
人間はつながっている つながって 初めて同い年 心がつながったとき一つになる

仏 お願いしてご利益を期待するのは請求書の宗教 幸福 無病息災を願って だめなら乗り換えていくなら 相手を利用しているだけ
心一つになるのが本当の宗教 人生 生まれて死んでいくあり方が変わる
生きようとする力を仏との関係からいただく 人間を越えた一つのまこと 救済する働き 私を助ける働き それが如来 如来の働きによってブッダとなる 命を生き生きと生かす働き エネルギー

曾我量深 「我 如来を信ずるが故に 如来ましますなり」
人生を勝手に歩んできた私 それを目覚めさせ生きた方を教えてくれる働き それを信じたときに仏と親戚となる つながる
歎異抄「弥陀五劫の思惟を よくよく案ずれば ひとえに親鸞一人がためなりけり」
私だけを ということではない 仏様は 私たちの人生の苦しみ悩みに応じて 生きる力を与えてくださった それによって人生をまっとうできる
無病息災を願うだけでは 他人のことが分からなくなる 自分だけの幸せ そこで苦しむ救われない人生
その人生に喜びをいただく どんなことが起こっても 生きる力を与えてくれるのが阿弥陀如来

「親鸞一人がため」 この私を救う この私の苦しみを助けてくれる
如来の働きをいただいて 諸仏としての働きをする 如来と私が一つにつながったときの言葉

宗教とは 私と他が一つにつながること 親も子も如来 つながっていく
回向 呼応する 呼び合う 打てば響く 仏が悲しむと私も悲しむ 喜ぶと私も喜ぶ 大悲心と響きあう キャッチボールをすれば 安心して絶望せずに生きていける

同感してほしい 響く 付き添ってほしい 呼応する 仏様とキャッチボールする 返事が返ってくる それが聴聞 聞法すること キャッチボールができるようになる 答えが返ってくる 問答ができる
「聞思して遅慮することなかれ」 損得ではない うなづく 聞いた事が 体をうなずかせる 仏の言葉が聞こえてくる 仏語
それに対して人語は嘘 人を傷つけることしか言えない
実語 実らせる肥やし 人を通して 諸仏を通して 実語として響く 聞法一筋 歩みを決定する 聞法する道 自立させる

邪見驕慢悪衆生 傲慢 煩悩は業 それを具足しているのが私 聞いたから優しくなるということではない そういう自分が見えてくる 変わってくる 頭を下げて 敬うのが大事な道 不断煩悩得涅槃 廻心をいただく 仏とひとつになる

生きて生かされる 自分の責任で生きていく 生きてきた全体が 生かされたと分かってくる 我々まで伝わる 我々を生かす 如来の言葉をいただき 感じたものを生かし伝えて行く 助かったということはないが 助かる道はみつかる 歩むことが助かること 一生聞法 助かる道を聞いて 一生聞法 聞法の道を歩める 苦しみが深いほど 仏の言葉を聞くことが出来る すばらしい仏法を伝えられる かけがえのない人生